プログラミング学習でアウトプットを習慣化するロードマップ
はじめに
プログラミングに限らず、
効果的な学習には、アウトプットが重要ですよね。
とはいえ、重要とわかっていても、ハードルが高いと感じる人も多いです。
特に、駆け出しエンジニアや、プログラミング初心者にとっては、そうでしょう。
なので、本記事では、
アウトプット自体に慣れ、持続的に行っていくためのアイデアをまとめました。
プログラミング学習でアウトプットが苦手な人へ
筆者自身、プログラミングを始めた頃は、アウトプットにハードルを感じていました。
以下のような、漠然とした不安があったり:
- 「発信するのが怖い/ 恥ずかしい...」
- 「間違ったことを書いて批判されそう」
- 「初心者なのに、自分が書く意味あるのかな」
ただ、これらの不安というのは、
単に経験不足なだけだと思っています。
ただ慣れていないので、漠然とした不安を作り出してしまうだけです。
入学、入社、新しい環境に参加した時は誰でも緊張や不安があるけど、
すぐに慣れて、すっかり当たり前になっていることと同じですね。
これは、苦手を克服したというより、
単に経験不足で不安や恐怖を感じていた状態から、経験したことで慣れただけです。
なので、結局のところ、経験すること。
アウトプットの質を気にせず、まず量を稼ぐことが大事だと思っています。
学習のアウトプットを始める段階的なロードマップ
アウトプットに慣れていくには、
当たり前ですが、実行するしかありません。
質を気にしていては、いつまでもアウトプットできなかったり、
時間がかかりすぎたりで、慣れる前に挫折します。
なので、段階的にアウトプットを開始することが重要ですね:
1. プライベートなアウトプットから始める
これは、すでにやっている人も多いかもしれません。
人に公開しないという前提であれば、クオリティを気にする必要はありません。
一気にハードルが下がりますね。
しかし、アウトプット自体の効果は得られますね:
- 文章でまとめることで、理解を確認できる
- 後で振り返り・見返すこともできる
Notion、Obsidian など、好きな媒体に学んだことをメモするのはとても良い習慣です!
- まずは、メモ的なレベルから、記録をつけるようにする
- 徐々に、個人用の記事としてまとめる
2. 発信自体に慣れる
次は、小さな外部発信に挑戦しましょう!
誰でも見られる場所ではありますが、小さな一歩なら意外と抵抗なく始められます:
- 日々の積み上げをツイートする
- 学習メモをスクラップとして公開
重要なのは、はじめから完璧を目指さないことです。
気軽に、日々の学びを記録する感覚で。
学習時間などを発信するだけでも、良いです!
- 学習した日は 1 ツイートする
- 最初は、事実ベースで「〇〇 を、N 時間やった!」的な記録で OK
- 徐々に、学んだことを箇条書きやメモ付きで書くようにする
3. 少しずつ発信の免疫をつけていく
少しずつ発信に慣れてきたら、もう少し踏み込んだ内容のアウトプットを始めます。
この段階では、以下のような媒体でのアウトプットがおすすめです:
- note
- はてなブログ
- しずかなインターネット
- GitHub で、Today I Learned (TIL)を書く
共通しているのは、
ほとんど見られない・反応はもらえない媒体で発信を始めるということです。
開発者としてのコミュニティ要素が強い媒体でなければ、不安も軽減します。
練習ですね。
慣れるにはうってつけです。
完全に匿名にするのもありです。
同時に、少しでも人と関わるアウトプットも始められるといいですね。
例えば、
- 質問や情報共有を行う
- 技術コミュニティに参加
- もくもく会や交流会などに参加
小さな成功体験を積み重ねて、少しずつ成長していきましょう。
4. よりパブリックな発信を開始する
いよいよ、本格的な発信を始めます。
というか、ここまでくれば、もう恐れることはありませんね。
- Zenn/ Qiita で記事を書く
- 自分が開発した成果物を披露する
- 勉強会で LT する
大切なのは、自分のペース・習慣を守ることです。
一回だけではなく、持続的に行うことが重要ですね。
- まずは簡潔なエラー解決の記事から
- 月 1 本などのペースを決めて記事を書く
なんのためのアウトプットなのか?
持続的にアウトプットを行うには、「アウトプットの目的」を持つことが重要です。
例えば、:
- ポートフォリオとして、就職時のアピール・長所になる
- 個人の価値を高めることで、その後の転職・独立にも有利
- 同じ開発者コミュニティ内から、少しずつ評価・承認を得られる
筆者の場合では、個人開発がきっかけでした。
自分が開発したサービスを広めるには、熱心な発信が必要です。
ただ、自分の告知ばかり発信している人は、あまり歓迎されませんよね。
効果も薄いです。
なので、ベースとして日常的にアウトプットしておく必要性がありました。
それが、自分と同じような人の役に立てば、それに越したことはないですね!
おわりに
振り返りも兼ねて、
アウトプットを始めるための、アイデアをまとめてみました!
しっかり目的や報酬を設計して、小さな成功をモチベーションにすることが重要ですね。
それによって、コツコツ、自分の知的資産・市場での価値が、積み上がっていきます!
最後まで読んでいただだき、ありがとうございます 🥳
もし、他にも「アウトプットに効果的なプラクティス」がありましたら、
ぜひ教えてください!
そして、良いアウトプットライフを!
Happy Hacking :)
参考
本記事の参考にさせていただきました!